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観光船・遊覧船を始めるために ~海事代理士の面目躍如?!~

  • sanwa-office
  • 2015年12月28日
  • 読了時間: 1分

 観光船・遊覧船事業を始めるためには、旅客1人につき保険金が3000万円以上である損害保険へ加入しなければなりません。損害保険の締結は、通常、観光船・遊覧船を始めようとする事業者の代表者(又は主任の従業員)が申し入れ、これに対し保険会社の担当者が承諾して完了します。本来的には、損害保険の内容は、その申入れ及び承諾並びに保険会社が予め用意した約款その他の関係文書で決します。

 したがって、損害保険の内容の確認には、独特の難しさがあります。

 私が担当しているお客様の場合、損害保険の関係文書たる「付保証明書」の記載内容のうち、被保険者について疑義がありました。このお客様を通じて保険会社へ被保険者の疑義に関し問い合わせるのが建前でしょう。しかし、その疑義が解消されなければ事故が起きた場合に、このお客様が如何なる苦境に立たされるのか見えてしまったのは私でした。そこで、今回は、お客様を介さず、私が直接、保険会社へ問い合わせてみました。幸いにも、保険会社の担当者が海事代理士という私の立場を理解してくれましたので、仕事始めの日に当該疑義に関する回答をいただくこととなりました。

 
 
 

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海事代理士は、船舶関係の手続代理人です。船舶版司法書士・行政書士といったところです。 お客様からの配達物が仮に当該手続に係る書類であった場合、各手続きにはそれぞれ期限が法令上定められているため、留守中であってもポスト投函で配達完了となる場合には、「建物外観上、個人宅のようで...

 
 
 

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