海事ワンポイント ~許可まで結構時間がかかりました(内航海運業法)~
- sanwa-office
- 2015年12月19日
- 読了時間: 2分
先月26日のブログで、「思った以上に時間のかかる申請」として内航海運業法に基づく申請を紹介致しましたが、昨日、担当官に再度問い合わせたところ、申請受理の日(平成27年10月28日)から1月23日を経過する平成27年12月21日、ようやく当該申請について許可が出されることとなりました・・・それにしても、長い長い道程でした。蛇足させていただきますが、担当官との申請前の打合せも1回で済みましたし、当該申請について書類不備・記載不備等も全くありませんでした(^^;)。
この後、全国海運組合連合会へ所定の手続が控えていましたので、「さすがに年を越すと、お客様に申し訳ないなあ・・・」と冷や冷やしていましたが、これでようやくその所定の手続が進められることとなり、少々安堵しております(^^;)。
このように、内航海運業法に基づく申請につきましては、相当に時間がかかります。
それだけでなく、担当官との事前の打合せも、相当程度難しいもののようです。運輸局の窓口では、海上企業を営む会社の従業員の方が担当官と話し合う(打ち合わせる)光景をよく見かけますが、揉めている感がいわば部外者の私の方まで漂ってくることもよくあります。勿論、海事代理士であれば担当官と揉めることはない、なんて申し上げたら、それは嘘になります(^^;)。海事代理士法18条の趣旨を意識して、お客様のためということであれば、その必要の限りにおいて担当官と応戦します(^^)。

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