参考資料

<工業高校の(検定)教科書>
大学工学部1~2年で学ぶ内容と、重なり合う部分があります。また、現場実務で参考になる記載も目立ちます。
<共通した教育方針から記された電磁気学・電気回路論>
これらは、ある共通した教育方針から記されたもので、かつ、著作者のオリジナリティに富んでいます。
・基礎電磁気学(桂井誠著、オーム社)
・電気磁気学基礎論(河野照哉、桂井誠、岡部洋一著、電気学会大学講座)
・電気磁気学演習(河野照哉、桂井誠著、電気学会大学講座)
・電気回路の基礎(曽根悟、檀良著、昭晃堂)
・電気回路演習(関根泰次、豊田淳一、曽根悟著、電気学会大学講座)
・基礎物理学 上/下巻(金原寿郎編、裳華房)
私の場合、電磁気学を一通り完結的に学ぶということを意識したら、結局のところ、「基礎物理学」を見開きする機会が多くなりました。
<その他の特色ある電磁気学など>
・電磁気学 [新しい視点にたって] Ⅰ、Ⅱ(V.D.バーガー、M.G.オルソン著、培風館)
・新版電磁気学(上)、(下)(パノフスキー、フイリップス、吉岡書店)
上記2冊では、他書で省略された証明等が記載されていること、しばしばあります。
・Foundations of Classical Electrodynamics(Friedrich W. Hehl / Yuri N. Obukhov著、Springer Science)
3次元外積の「×」ではなく、exteria productの「Λ」を駆使した微分形式スタイルの教科書です。
<電気回路講義ノート>
http://naosite.lb.nagasaki-u.ac.jp/dspace/handle/10069/34606
長崎大学の辻峰男博士が著作された電気回路の講義ノートです。私は、二端子対回路のY行列のY12及びY21を求める際の考え方について、調べたときに参考にさせていただきました。
<送配電系統利用に関するルール(管轄:東京電力パワーグリッド)>
東電PG管轄内の系統について適用される実務ルールです。東電登録電気工事店向けの資料です。
<内線規程JEAC8001-2000付録(東京電力株式会社監修)>
http://www.tepco.co.jp/service/custom/koujiten/naisen/naisen-j.html
従前の内線規程の付録ですが、現在でも参考にはなります。
内線規程では、確認しようとする事項について辞書的に調べつつ、これに付随する事項の全部についても追って調べなければなりません。それは、技術事務というよりも法律事務であり、このような経験のある電気工事士は、意外にも少ないと思われます。
<電力の安全(経済産業省)>
http://www.meti.go.jp/policy/safety_security/industrial_safety/sangyo/electric/index.html
電気設備や電気工事等の規制について、調べることができます。実務家向けです。
<音声付き電気技術解説講座(日本電気技術者協会)>
https://www.jeea.or.jp/course/
<自然科学者のための数学概論[増訂版](寺沢寛一著、岩波書店)>
学生時代の電気数学の教科書です。大変有名な物理数学の本です。
<基礎数学(多様体論)講義(大阪大学大学院工学研究科 石川将人教授)>
大変わかりやすい多様体論の講義です。石川教授のこの講義を拝見拝聴していると、工学系でも数学を重視する人は、一定の割合で必ずいると実感できます。
<The lectures on Quantum Mechanics with Dirac Notation by professor James Binney>
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